捨て貼り工法(すてはりこうほう)
床の工事における工法の一つとして「捨て貼り工法」があります。
捨て貼り工法は床板の強度を高めるために、根太組みされた下地の上にさらにコンパネを設置しています。その後フローリングなどの仕上げ材を用いて施工する方法です。
その他床板の工法には捨て貼り工法、根太工法、重ね張り工法、剛床工法の4種類があります。木造の戸建て住宅では、住宅の基礎となる大引きに、根太と呼ばれる角材を組み合わせています。根太工法では床板を根太に交わるように置いてから、接着剤とクギを使って貼るのです。
重ね張り工法とは、既存のフローリングに新しいフローリングを貼り付ける工法です。リフォームではこちらの工法を採用する事が多いいです。他の工法と比較した場合、簡単で素早いというメリットがあります。また、古い床材を処分しないので、費用がかからないのも特徴です。また、床が二重になるので、防音効果も期待できるでしょう。
注意点として、重ね張り工法の場合は床が上がるというデメリットがあります。そのため、他の部屋の床との段差を調整しなければなりません。
気になる方はぜひお問合せお待ちしております。